池井戸潤さんの小説の感想ブログです

池井戸潤さんの小説が好きで、よく読んでいます。その感想を書いていますので、参考にしてみていただけるとありがたいです。また、池井戸潤さんの小説に関連した本の書評もありますので、そちらもぜひご覧ください。

銀翼のイカロス

銀翼のイカロスのモデルはJAL再生タスクフォース?

銀翼のイカロスを読んでいると、JALの再建がどうしても思い浮かんでしまいます。 銀翼のイカロスはフィクションですから、実際の企業などには関係がありません。 でも、JALがモデルになっているのは当たり前ですよね。 実際のJAL再建は会社更生法の適用から2…

池井戸潤「銀翼のイカロス」のあらすじが面白い

池井戸潤さんの小説「銀翼のイカロス」を読みました。 期待していましたが、やはり面白いです。 半沢直樹シリーズの最新作としてかなりの人気のようです。 やはり面白いのは、あらすじが練られているからでしょうね。 日本航空つまりJALの再建をモデルにして…

池井戸潤「銀翼のイカロス」終章「信用の砦」の書評

いよいよ銀翼のイカロスも終章になりました。 タイトルは「信用の砦」です。 信用というのは、銀行の商売道具ですよね。 信用があるから貨幣経済が成立しているのですから、 その貨幣を使ったビジネスをしている銀行にとっての商売道具です。 信用の砦という…

池井戸潤「銀翼のイカロス」の第六章「隠蔽ゲーム」の書評

池井戸潤さんの小説「銀翼のイカロス」第六章のタイトルは「隠蔽ゲーム」です。 いかにもというタイトルがここで出てきました。 銀行の悪癖として何度も池井戸小説に出来ている隠蔽と言う言葉。 都合の悪いことは全て隠蔽してしまうというイメージが 銀行に…

池井戸潤 「銀翼のイカロス」第五章「検査部と不可解な融資」の書評

池井戸潤さんの小説「銀翼のイカロス」の第五章 「検査部と不可解な融資」を読みました。 不可解な融資ということで、かなりきな臭い香りがしますね。 帝国航空の再建にどうかかわってくるのか? この章で不可解な融資を追うなかで銀行内のあるメンバーがど…

池井戸潤「銀翼のイカロス」第四章「策士たちの誤算」の書評

池井戸潤さんの小説「銀翼のイカロス」の第四章の書評です。 第四章は「策士たちの誤算」というタイトルになっています。 この章で明らかになるのは、東京中央銀行とタスクフォースとのつながりです。 半沢直樹には、東京中央銀行内部にも敵がいることが こ…

池井戸潤 「銀翼のイカロス」第三章「金融庁の嫌われ者」の書評

池井戸潤さんの「銀翼のイカロス」を読みました。 今回は第三章の書評を書いてみたいと思っています。 第三章のタイトルは「金融庁の嫌われ者」というもの。 金融庁というと半沢直樹の天敵のひとつかもしれません。 ドラマでも天敵がいましたよね。 半沢直樹…

池井戸潤 「銀翼のイカロス」第一章「霞が関の刺客」の書評

池井戸潤さんの小説「銀翼のイカロス」が面白くなってきました。 序章に続く第一章のタイトルは「霞が関の刺客」です。 帝国航空の担当である半沢直樹は帝国航空本社へと足を運びます。 そこには帝国航空再生タスクフォースが業務を行なうために 臨時オフィ…

池井戸潤「銀翼のイカロス」の序章「ラストチャンス」が面白い

池井戸潤さんの最新作「銀翼のイカロス」が発売されました。 この小説は半沢直樹シリーズの最新作です。 ですから銀翼のイカロスの発売日を本当に楽しみにしていたんです。 楽しみにしていた銀翼のイカロスを読みました。 その感想を少しずつご紹介していき…