池井戸潤さんの小説の感想ブログです

池井戸潤さんの小説が好きで、よく読んでいます。その感想を書いていますので、参考にしてみていただけるとありがたいです。また、池井戸潤さんの小説に関連した本の書評もありますので、そちらもぜひご覧ください。

シャイロックの子供たち

池井戸潤「シャイロックの子供たち」の第十話「晴子の夏」の感想

池井戸潤さんの小説「シャイロックの子供たち」を読みました。 いよいよ最後の章になりました。 第十話は「晴子の夏」というタイトルです。 この第十話では、滝野が行なった不正が更に明らかになっていきます。 無断欠勤している西木のことも明らかになりま…

池井戸潤「シャイロックの子供たち」の第九話「ヒーローの食卓」の感想

池井戸潤さんの小説「シャイロックの子供たち」を読みました。 シャイロックの子供たちも終盤です。 第九話は「ヒーローの食卓」というタイトルです。 支店のエースと言われた銀行員が、この第九話の中心になります。 輝かしい成績も、全て不正だったことが…

池井戸潤「シャイロックの子供たち」第八話「下町蜃気楼」の感想

池井戸潤さんの小説「シャイロックの子供たち」を読みました。 一つ一つの章が独立しているように思いましたが、 実はすべてがつながっているということがわかります。 この第八話「下町蜃気楼」もつながりのひとつです。 下町蜃気楼では、支店で行なわれて…

池井戸潤「シャイロックの子供たち」第七話「銀行レース」の感想

池井戸潤さんの小説「シャイロックの子供たち」の第七話を読みました。 タイトルは「銀行レース」です。 銀行では出世のためのレースが熾烈なようですね。 それは池井戸潤さんの小説を読むと良くわかります。 ドラマ「半沢直樹」でもそれが映像になっていま…

池井戸潤「シャイロックの子供たち」の第六話「キンセラの季節」の感想

池井戸潤さんの小説「シャイロックの子供たち」をよみました。 第六話は「キンセラの季節」というタイトルです。 この章では、無断欠勤している西木という銀行員の代わりの銀行員の話です。 名前は竹本直樹。 この人物も出世のためにがんばっていた人物です…

池井戸潤「シャイロックの子供たち」第五話「人体模型」の感想

池井戸潤さんの小説「シャイロックの子供たち」を読みました。 第五話は「人体模型」というタイトルです。 人体模型と銀行というのは、まったく結びつかないですね。 人体模型というのは、理科室などにおいてあるもの。 理科室には銀行に関係あるものはなさ…

池井戸潤「シャイロックの子供たち」第四話「シーソーゲーム」の感想

シャイロックの子供たちを読みました。 ここでは第四話「シーソーゲーム」の感想をご紹介したいと思います。 「シーソーゲーム」では、遠藤拓治という銀行員がメインの話が展開します。 課長代理の遠藤は、結果が出なくて悩んでいます。 同じ課長代理の滝野…

池井戸潤「シャイロックの子供たち」第三話「みにくいアヒルの子」の感想

池井戸潤さんの小説「シャイロックの子供たち」を読んでいます。 第三話のタイトルは「みにくいアヒルの子」です。 みにくいアヒルの子は、実は白鳥の子で大人になると美しくなります。 そんなみにくいアヒルの子と、何か関係があるのでしょうか? 第三話の…

池井戸潤「シャイロックの子供たち」第二話「傷心家族」の感想

池井戸潤さんの小説を読んでいます。 今回は「シャイロックの子供たち」を読みました。 その第二話を読んだ感想を書いてみたいと思います。 タイトルは「傷心家族」になっています。 友野という銀行員がこの第二話の中心になっています。 私立大学を卒業して…

池井戸潤「シャイロックの子供たち」第一話「歯車じゃない」の感想

池井戸潤さんの小説「シャイロックの子供たち」を読みました。 第一話は「歯車じゃない」というタイトルになっています。 この小説のシャイロックというのはどういう意味かわかりますか? シャイロックはシェークスピアの「ヴェニスの商人」に出てくる金貸し…