池井戸潤さんの小説の感想ブログです

池井戸潤さんの小説が好きで、よく読んでいます。その感想を書いていますので、参考にしてみていただけるとありがたいです。また、池井戸潤さんの小説に関連した本の書評もありますので、そちらもぜひご覧ください。

2014-08-20から1日間の記事一覧

銀翼のイカロスのモデルはJAL再生タスクフォース?

銀翼のイカロスを読んでいると、JALの再建がどうしても思い浮かんでしまいます。 銀翼のイカロスはフィクションですから、実際の企業などには関係がありません。 でも、JALがモデルになっているのは当たり前ですよね。 実際のJAL再建は会社更生法の適用から2…

池井戸潤「オレたちバブル入行組」第三章「コークス畑と庶務行員」の感想

池井戸潤さんの小説「俺たちバブル入行組」を読みました。 第三章は「コークス畑と庶務行員」です。 コークス畑のコークスとはどのようなものでしょうか? 少し調べてみることにしました。 コークスというのは、石炭を乾留(蒸し焼き)した燃料のこと。 製鉄…

池井戸潤「オレたちバブル入行組」第二章「バブル入行組」の感想

池井戸潤さんの小説「オレたちバブル入行組」を読みました。 第二章は「バブル入行組」です。 この章では、バブル入行組の現在の状況が描かれています。 半沢直樹もこのバブル入行組の一人です。 バブル崩壊後、バブル入行組はあまり恵まれていませんね。 不…

池井戸潤「オレたちバブル入行組」第一章「無責任論」の感想

池井戸潤さんの小説「オレたちバブル入行組」を読みました。 第一章は「無責任論」というタイトルになっています。 無責任論というのはどのようなものなのか? すぐにわかりました。 支店長の浅野のことです。 西大阪スチールの粉飾が見抜けず、融資の五億の…

池井戸潤「オレたちバブル入行組」序章「就職戦線」の感想

池井戸潤さんの小説「オレたちバブル入行組」を読みました。 序章は「就職戦線」というタイトルになっています。 半沢直樹が産業中央銀行に就職する場面が描かれています。 就職戦線ということで、かなり熾烈なものがあるのかと思いましたが それほど熾烈と…