池井戸潤「仇敵」第一章「庶務行員」の感想
池井戸潤さんの小説「仇敵」を読みました。
第一章は「庶務行員」というタイトルになっています。
銀行員には一般行員と庶務行員の2つがあるそうです。
庶務行員というのは、銀行の窓口などで顧客を案内している方ですね。
また掃除などの雑務もこなすということです。
お客様に接する仕事ですし、立ち仕事がほとんどですので、
かなりストレスがたまることもあるようです。
この仇敵の主人公の恋窪は、庶務行員として銀行に勤めています。
この章は、恋窪の紹介のような章になっています。
恋窪は駐車場の誘導なども行なっています。
大変な仕事です。
しかし、銀行のことを良く知るには、庶務行員という職はかなり良いのではないでしょうか?
銀行のいろんな部署に回っていくこともありますし、
中小企業の経営者の方とも接することができる。
いろんなことが学べる職業ですよね。
この庶務行員が、この小説で活躍してくれます。
一般行員を相手にして、どこまで活躍するのか?
そこが一番の見所かもしれませんよ。
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小説が読みたいという方はこちらを参考にしてください。
レビューなども参考になりますよ。