池井戸潤さんの小説の感想ブログです

池井戸潤さんの小説が好きで、よく読んでいます。その感想を書いていますので、参考にしてみていただけるとありがたいです。また、池井戸潤さんの小説に関連した本の書評もありますので、そちらもぜひご覧ください。

2014-09-06から1日間の記事一覧

池井戸潤「仇敵」第五章「密計」の感想

池井戸潤さんの小説「仇敵」を読みました。 第五章は「密計」というタイトルになっています。 密計というのは、密かに張り巡らせる策略のこと。 ここで密計を張り巡らせるのは、恋窪ではありません。 仇敵である中島容山が密計を練っています。 金融を巡って…

池井戸潤「仇敵」第四章「漏洩」の感想

池井戸潤さんの小説「仇敵」を読みました。 第四章のタイトルは「漏洩」になっています。 銀行というところは、重要な顧客情報がたくさんあります。 顧客情報の塊とでも言ったほうが良いかもしれません。 しかも、本当に重要な情報ばかりです。 顧客の財産に…

池井戸潤「仇敵」第三章「仇敵」の感想

池井戸潤さんの小説「仇敵」を読みました。 第三章について感想を書いてみたいと思います。 第三章は「仇敵」というタイトルです。 この小説のタイトルでもありますね。 ですから、この章がかなり重要な章になっているはずです。 仇敵というのは、恨みや憎し…

池井戸潤「仇敵」第二章「貸さぬ親切」の感想

池井戸潤さんの小説「仇敵」を読みました。 第二章のタイトルは「貸さぬ親切」になっています。 銀行というところは、よく晴天のときに傘を差し出して、 雨が降ってくると傘を取り上げるといわれます。 中小企業の経営者の方などは、 この言葉が身にしみてわ…