「七つの会議」第一話「居眠り八角」を読んだ感想
池井戸潤さんの小説「七つの会議」を読みました。
この小説はドラマにもなっていますよね。
かなり人気の高い小説です。
その第一話は「居眠り八角」というタイトルになっています。
八角という方がこの章のメインになっています。
会議に居眠りというのは良くないことですが、
タイトルにするほどですからどんな内容なのかかなり興味があります。
ところでどうして会議ってあんなに眠くなるのでしょう?
普通に座っているだけだからでしょうか?
全員眠いのですから、会議は5分以内というのが良いのでは
ないかと密かに思っているところです。
さて実際に八角という人は、会議で居眠りをするようです。
我慢して起きていようとしないのですね。
しかも、それを何となく許されている雰囲気があります。
八角さんは居眠りしているのが普通のようです。
営業一課の係長ですので、それなりの地位にいる方なんですが。
周知の事実というやつでしょうか。
八角さんが居眠りしているのを許されるのはなぜなのか?
ちなみにその会議は定例会議ですのでまじめな会議です。
それぞれの営業課の成績などが発表されます。
当然良い成績の営業課は褒められ、良くない課は責められます。
こんな会議に寝ているととてつもなく怒られそうですよね。
でもあきれているだけで怒る人はいないようです。
それが今後の小説の展開に関係してくるのではないかと感じています。
会議に居眠りという地味なテーマから大きな展開がある。
居眠りという地味なキャラ設定ですが、かなりの大物だったりするかも。
第一話だけでかなり想像が膨らみませんか?