「七つの会議」第八話「最終議案」の感想
池井戸潤さんの小説「七つの会議」を読みました。
いよいよ最後の第八話になりました。
タイトルは「最終議案」です。
腐った体質の企業にはメガトン級の衝撃が必要になる。
これは八角民夫の言葉を要約したものです。
第八話では、この八角があらすじの中心になります。
第一話で居眠り八角として登場していたあの人物。
やはりこの小説のキーマンでした。
顧客をないがしろにするビジネスはつぶれる。
それがわかっていない企業は、同じことを繰り返しますね。
何度も何度も同じことを。
隠蔽に隠蔽を重ねるのも繰り返しです。
それを改善するためには、おおきな衝撃が必要になることがあります。
「七つの会議」では、最後に大きな衝撃がありました。
まさにメガトン級の衝撃になっています。
隠蔽体質にはこの衝撃がやはり一番効果が高いでしょう。
隠蔽の間逆の衝撃になっていますから。
やはりWIN-WINの関係というのがビジネスでは必須なのですね。
どこかにLOSEがいると、そこからいろんな問題が出てきます。
東京建電も、自分だけがWINでよいという考えが
問題を引き起こしたのかもしれません。
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