池井戸潤さんの小説の感想ブログです

池井戸潤さんの小説が好きで、よく読んでいます。その感想を書いていますので、参考にしてみていただけるとありがたいです。また、池井戸潤さんの小説に関連した本の書評もありますので、そちらもぜひご覧ください。

かばん屋の相続 第四章 芥のごとく を読んだ感想

池井戸潤さんの「かばん屋の相続」第五章を読みました。

 

タイトルは「芥のごとく」です。

 

芥の意味を調べてみると、ゴミとかチリという意味です。

 

ゴミのごとくということが、このタイトルの意味なんですね。

 

中小企業を、銀行ではそのように扱っているのでしょうか?

 

この内容を読むと、そんな気持ちになってしまいます。

 

この章は、ハッピーエンドというわけではありません。

 

融資の厳しい真実のひとつを物語っているような内容です。

 

人がお金に操られるということはあってはいけないですよね。

 

でも銀行員は、そういった事実になれてしまっている。

 

そんな感想を持つ内容になっているのです。

 

なんとなく複雑な気持ちになってしまった章でした。

 

かばん屋の相続 (文春文庫)

 

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小説に興味のある方はこちらを参考にしてみてください。