池井戸潤さんの小説の感想ブログです

池井戸潤さんの小説が好きで、よく読んでいます。その感想を書いていますので、参考にしてみていただけるとありがたいです。また、池井戸潤さんの小説に関連した本の書評もありますので、そちらもぜひご覧ください。

2014-08-25から1日間の記事一覧

池井戸潤「不祥事」第八章「不祥事」の感想

池井戸潤さんの小説「不祥事」を読みました。 第八章のタイトルは「不祥事」です。 小説のタイトルがこの章のタイトルになっています。 そしてこの章が最終章になります。 不祥事というタイトルどおり、ものすごい不祥事が起こります。 伊丹百貨店の全従業員…

池井戸潤「不祥事」第七章「彼岸花」の感想

池井戸潤さんの小説「不祥事」を読みました。 第七章のタイトルは「彼岸花」です。 彼岸花が、真藤部長のところに届く場面からこの章が始まります。 この彼岸花には深い意味が込められています。 彼岸花には銀行内部の出世に関することが絡んでいるようです…

池井戸潤「不祥事」第六章「過払い」の感想

池井戸潤さんの小説「不祥事」を読みました。 第六章のタイトルは「過払い」です。 過払い、というのは簡単に言うと払いすぎということですよね。 ところで、銀行って1円でも計算が合わなければ帰れない、 という話を聞いたことがありますよね。 本当に1円…

池井戸潤「不祥事」第五章「荒磯の子」の感想

池井戸潤さんの小説「不祥事」を読みました。 第五章は「荒磯の子」というタイトルになっています。 この章では、開設屋の話が中心になっています。 開設屋というのは、銀行で当座預金を開設して儲けようとする人間のことです。 当座預金をたくさん開設して…

池井戸潤「不祥事」第四章「主任検査官」の感想

池井戸潤さんの小説「不祥事」を読みました。 第四章は「主任検査官」というタイトルになっています。 金融庁はいくつかのセクションがあります。 総務企画局、検査局、監督局、証券取引等監視委員会、公認会計士・監査審査会という部署になります。 主任検…

池井戸潤「ルーズヴェルト・ゲーム」エピローグの感想

池井戸潤さんの小説「ルーズヴェルト・ゲーム」を読みました。 この小説、最後は短いエピローグがあります。 青島製作所のその後、そして野球部のその後が書かれています。 社会人野球を題材にした小説というのは初めて読みました。 社会人野球というと、あ…

池井戸潤「ルーズヴェルト・ゲーム」第九章「ルーズヴェルト・ゲーム」の感想

池井戸潤さんの小説「ルーズヴェルト・ゲーム」を読みました。 第九章は「ルーズヴェルト・ゲーム」というタイトルです。 小説のタイトルがこの第九章のタイトルになっています。 この章が、クライマックスになっているということですね。 社会人野球の東京…