池井戸潤「銀行仕置人」最終話「断罪」の感想
池井戸潤さんの小説「銀行仕置人」を読みました。
最終話は「断罪」というタイトルです。
いよいよ銀行仕置人の最後の仕事ですね。
断罪というのは、罪を裁くことです。
金融の罪は重く処罰する必要があります。
株式などで、粉飾決算などを行なうと、本当に重い罪に問われます。
それは資本主義の根幹が揺らいでしまうから。
資本主義で最も重要なのは、やはり信用です。
これがお金ですよ、とみんなが信用しているから資本主義がなりたちます。
その信用がなくなるような犯罪は許されないですよね。
このお金は本当に大丈夫?という状況になったら大変です。
物々交換で生活しなければならなくなるかもしれません。
そこまでまったく信用がなくなることはない、と思いますが。
当然銀行などのお金を扱う仕事の場合も、犯罪は絶対に許してはいけません。
だからこその銀行仕置人。
見事に信用を守ってくれるのでしょうか?
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