池井戸潤「下町ロケット」第四章「揺れる心」の感想
第四章は「揺れる心」というタイトルです。
佃社長は帝国重工に部品供給したいと申し出ています。
佃製作所の持っている特許技術を使ったバルブシステムの供給です。
ロケットに使われる部品として使われるキーデバイスになるものです。
これに成功すれば、佃製作所の技術はロケット品質を謳うことができます。
しかし、帝国重工も大企業ですからいろんな考えの人がいます。
佃製作所の提案にすぐにうんと言ってくれるでしょうか?
当然そんな人ばかりではありません。
そして、さらに佃を悩ませることが起こります。
佃製作所を買いたいという企業があられるのです。
こうなるとどれが正解なのか、わからなくなってきますね。
どのような考えでビジネスを行なっているのかで
正解自体も大きく変わってくるような気がします。
買収されれば、大金が手に入るのは確実です。
しかし、佃社長はお金ではなく、夢のために部品供給を提案しています。
さあ、どんな結論を出すのでしょうか?
↑ ↑
小説を買いたいという方はこちらを参考にしてください。
レビューなども参考になります。