池井戸潤「ルーズヴェルト・ゲーム」第四章「エキシビションゲーム」の感想
池井戸潤さんの小説「ルーズヴェルト・ゲーム」を読みました。
第四章のタイトルは「エキシビションゲーム」です。
青島製作所では、野球大会が行なわれます。
その野球大会は各部署を中心にしたチームのトーナメントになっています。
そのトーナメントで優勝したチームと、野球部とで
エキシビションゲームを組むのが恒例になっています。
このエキシビションゲームも野球部をアピールする良い機会です。
絶対に負けるわけにはいきません。
野球部の存続が危ぶまれる中で、
野球部でないチームに負けるなんてありえませんよね。
今回野球大会で優勝したのは製造部。
製造部と野球部とのエキシビションゲームになりました。
野球部としては楽勝というイメージがあったようです。
ところがかなり緊迫したゲーム展開になります。
さらに、このエキシビションゲームで、すごいピッチャーが現れます。
製造部の沖原というピッチャーです。
この沖原というピッチャーの出現によって、野球部の運命はどうなるのか?
青島製作所は、コストカットを進める中、
合併を持ちかけられるなどあわただしくなっています。
人員削減も待ったなしの状況です。
これらは野球部にどんな影響があるのか?
全てが動き始めました。
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