池井戸潤さんの小説の感想ブログです

池井戸潤さんの小説が好きで、よく読んでいます。その感想を書いていますので、参考にしてみていただけるとありがたいです。また、池井戸潤さんの小説に関連した本の書評もありますので、そちらもぜひご覧ください。

金融探偵 第二章 「プラスチック」の感想

金融探偵の第二章を読みました。

 

タイトルは「プラスチック」です。

 

プラスチックというのはどのような内容なのか?

 

おおよそ金融探偵という内容から想像出来ないタイトルです。

 

ジオラマをご存知でしょうか?

 

ほとんどの部分はプラスチック出来ていますよね。

 

とてもよく出来ていても、所詮ジオラマはジオラマです。

 

実物とは違うものです。

 

このジオラマのプラスチックの意味が、このタイトルの意味になっているようです。

 

大原が事故を起こしてしまうところから始まるこの「プラスチック」。

 

その後の展開は、まったく予想していない方向に進んでいきます。

 

そう、まるでジオラマの虚構の世界にいるかのように。

 

お金が絡んでその虚構の世界は、どんどん進んでいきます。

 

大きなお金に目がくらんだ人間の作る虚構とはこのようなものか。

 

そんなことを考えるストーリーです。

 

 

金融探偵 (徳間文庫)

 

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