池井戸潤さんの小説の感想ブログです

池井戸潤さんの小説が好きで、よく読んでいます。その感想を書いていますので、参考にしてみていただけるとありがたいです。また、池井戸潤さんの小説に関連した本の書評もありますので、そちらもぜひご覧ください。

下町ロケットが面白い

下町ロケットを読みました。

 

 

池井戸潤さんが、直木賞を取った小説ですよね。

 

でも、なかなか読むチャンスがありませんでした。

 

で、やっと読むことができたのですが、新しい池井戸ワールドを見ることができました。

 

最初は銀行が絡んで、ああやっぱり池井戸さんの小説だな、と面白く読んでいました。

 

でも後半はそうではありませんでしたね。

 

中小企業の夢を実現させる道のりとでも言うのでしょうか?

 

それが力強い文章でかかれていました。

 

ロケットが中心の小説になっているのは当然ですが、いろんな人間ドラマが絡んできます。

 

それがまた池井戸ワールドの良いところですよね。

 

元銀行員というのが、この中小企業の描き方に生きているのでしょうね。

 

ここまで詳細に書くことってなかなか難しいですからね。

 

しかも、自分勝手に書いているだけではなくて、読者に読んでもらう必要がありますから。

 

読者あっての小説家ということも重要です。

 

銀行や中小企業の小説って、どうしても小難しくなりがちですが、下町ロケットは本当に誰にでもおすすめできる良い小説です。

 

下町ロケット (小学館文庫)

 

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