池井戸潤さんの小説「果つる底なき」を読みました。
第四章は「半導体」というタイトルになっています。
融通手形の資金の流れを追うことによって、かなり事件の全貌が見えています。
やはり資金の流れというものは、いろんなことが絡んでいるのですね。
半導体も、この資金の流れに関係しています。
資金の流れというのは、やはりそのお金が健全に使われるかどうかが重要です。
不正に資金の流れを作ると、どうしても不自然な部分が出てくる。
この不自然な部分というのは、隠せない場合が多いようです。
資金の流れを追うことができる人は、いずれ気づいてしまうのです。
不正はできないということでしょうか?