池井戸潤さんの小説の感想ブログです

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金融探偵 第七章 「常連客」の感想

金融探偵の第七章を読みました。

 

タイトルは「常連客」です。

 

常連客というからには、金融探偵に相談に来る常連客がいるのかと思ったら違いました。

 

常連客というのは、マッサージ店にくる常連客です。

 

主人公の大原が、就職活動に疲れ肩が凝っているので

紹介されたマッサージ店に行くのがこの章の始まり。

 

このマッサージ店にくる女性の常連客が、後々事件に絡んでくるというわけです。

 

金融にはいろんな場面がありますよね。

 

銀行業務もありますし、証券や手形のやり取りももちろんそうです。

 

そして現金が動くと言うことでは、現金輸送もそのひとつなのでしょうね。

 

現金輸送がこの章に絡んできます。

 

現金輸送というと昔の3億円事件などもありますので、

使いやすい場面なのでしょうか?

 

現金輸送車を襲撃するとなると、かなり綿密な計画が必要になります。

 

しっかりとどんな車であるか、人員はどれほどか

ほかにもしっかりと調べる必要があるはず。

 

マッサージ店に常連客として通う女性は、なぜ常連客になったのか?

 

現金輸送車が走るのが見えるのはマッサージ店の窓?

 

まとめてみると、本当に練られたストーリーになっています。

 

 

金融探偵 (徳間文庫)

 

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